赤城・鍋割山🍲地図読みハイク

鍋割山、丹沢にもありますが、こちらは赤城の鍋割山のお話😊

赤城の山塊の南端に位置し、ビギナーさんにもおすすめの眺望の山です。

今年のグリーンシーズン最後のトコトコツアーは、鍋割山に地図読みハイキングに行ってきました。

当日はスカッとした青空、空気がシャキッとしている。

気持ち良い冬の朝です🌞

快晴になりました
快晴になりました

ヤドリギがたくさんあります。

足元を見ると、大きな霜柱が。冷えました。

足元には大きな霜柱
足元には大きな霜柱

登山口のある「ひめゆり駐車場」からは、しばらく針葉樹林の薄暗い林になります。

なかなか身体が暖まりませんね。

低山とはいえスタートから1000mを越えるので、寒さ対策は必須です。

肌寒い針葉樹林を歩く
肌寒い針葉樹林を歩く

本日はビギナーさんも歓迎の山行。

最初のペース配分がバテないためにも大切です。

岩の多い急登を含む道を、ゆっくり1時間ほどかけて歩きました。荒山高原に到着!

こちらは鍋割山と荒山をつなぐ尾根上の、広々とした場所。休憩しまーす。

荒山高原に到着
荒山高原に到着

休憩もそこそこに、今日のメダマ、地図読みのお勉強。

紙の地図、あまり使わない・・・という方が多いのかもしれませんね。

地図の向きと、周囲の風景を合わせるトコロから始めましょう。

国土地理院地図を使います
国土地理院地図を使います

等高線と尾根・谷の関係。

拳を山に見立てるととってもわかりやすくなります。

こぶしを山に見立てると等高線が分かりやすい
こぶしを山に見立てると等高線が分かりやすい

今回の企画は、「地図が分からないと登山は危ないですか?」という、お声を伺ったのがきっかけでした。

地図・・・

うーん・・・すぐ答えられず、少し考えてしましました。

地図読み講習会があったり、雑誌でも読図が特集されたりしますが…

一般登山道を歩くスタイルなら、地図アプリをずーっと見ていたら道迷いの危険はかなり低いと思います。

でも、スマホの小さい画面だけを見ていると、ルートを「線」として辿っているだけになりがち。

それ、ちょっと勿体ない!

プレートコンパスの使い方も実践
プレートコンパスの使い方も実践

あたりまえの話ですが、私たちが歩く地面はずっとつながっています。面なのです。

地図を広げると、山全体が「面」で、さらには3Dで、イメージできるようになります。

山歩きの楽しみが広がります。

自分の足で歩いている感覚が、増えると思います。

なので、安全性も大事だけど、まずは地図読みの楽しさを味わっていただきたいなぁ、なんて思います。

足元には前橋の町が広がる
足元には前橋の町が広がる

荒山高原を過ぎると、眼下に眺望が開けてきます。

少しガスがかかっていますが、いい気分~

北側には上越国境の山々
北側には上越国境の山々

雪化粧の谷川連峰や、上越国境の山々が見渡せました。

素晴らしい😭

読図をして山の広がりを感じられるようになると、周囲の山々の連なりも少し違った見え方になってきます。

途中で、御年100歳になるという、おじいさんにお会いしました。

テレビにも出演している有名人だそうで、月1回は鍋割山に登っているのだそう!

ご本人は何も言わずニコニコ。お連れさん達が紹介してくれました。

握手したらとっても力強かったそう。私も握手してもらえばよかったデス。

ステキな出会いでした💓

快適な尾根歩き、アップダウンを通り、お昼過ぎに山頂に到着!

ゆっくりランチ時間です😋

山頂でランチタイム
山頂でランチタイム

下山が苦手という方、多いですね。

私もちょっと苦手です🤦‍♀

でも、下り坂は転倒、滑落のリスクが上がるので、ゆっくり・安全に降りれれば良いのです。

だから、あまり苦手意識を持たず、歩きましょう。

それでも、サクサクと歩けまして、14時半頃には登山口に到着しました!

皆さま、寒い中大変お疲れ様でした~

初めましての方が多い中で、笑顔絶えない楽しい山行でしたね。

ご参加ありがとうございました!😊