野外災害救急(WAFA)受講記録🚑

とことっとな~🐦

冬シーズンとグリーンシーズンのはざま、里山が春まっさかり。

山菜パトロールと畑作業がメインになる4月・・・

以前より気になっていた、ウィルダネスファーストエイド(野外・災害救急)の講習に参加してきました。

フィールドガイドと人工呼吸用ポケットマスク
フィールドガイドと人工呼吸用ポケットマスク

私が受講したのは、国際組織であるWMAの日本支部が主催する、WAFAアドバンスレベルというもの。

オンライン学習での座学と、3日間の実技講習がセットになってます。

時間割はこんな感じ。

 学習時間;2 週間(14 日間:36 時間)で完結

Step1(Day1-Day11):オンライン学習(14 時間程度。進め方は任意)

Step2/Day12~14:実技セッション(合計22 時間)

  Day 1(7 時間)10:00~12:00/13:00~18:00

  Day 2(8 時間)9:00~12:00/13:00~18:00

  Day 3(7 時間)9:00~12:00/13:00~17:00

※ 実技セッション内にて資格認定テストを実施します。(実技+筆記25 問)

WMAJ公式HPより

みっちり!

ちなみに大人になってからの座学14時間は、思っていたよりキツかったです😂

4月下旬、ドキドキしながら実技セッションへ。

事前の連絡ではこんな注意事項が。

・・・引きずられたりすることで、衣服にダメージが生じることがありますので汚れても良い服装、濡れない服装、寒くならない服装を心がけてください。

WMAJ公式HPより

期待高まります。。。

そして、一切ウラギリの無い内容でした。

傷病者役として倒れているところ
傷病者役として倒れているところ

これは傷病者役で倒れているところ。

う~ん、作業用にしてる古いレインウェアを着てくるべきでした。

傷病者の保護のデモ。

初日からドロドロ~

先生、長靴履いてる・・・

傷病者の保温のデモ
傷病者の保護・保温のデモ

実技セッション3日間も、座学があります。

座学と言っても、ではこれをペアでやってみます、というワークが随所に入るので眠くなるヒマは無し。

さらにリアルなデモも。

こちらは枝が刺さった傷の処置。傷口が本当に痛そう。

リアルなイミテーション傷口を使ったデモ
リアルなイミテーション傷口を使った講義、すごく痛そう

こちらはアナフィラキシーショックで顔が腫れている人、の準備中の人。

このほか、蒼白メイクや血のりも使って、見た目でビックリするトレーニング?もしました。

練習と分かっていても、けっこうビックリするものです。

3日目の最後には、受講生全員でのシナリオトレーニング。

自分は救助者チームのリーダーをやらせてもらいました。

これまでだったら、自分からは手を挙げなかったと思うのですが。自分でもちょっと驚き。

山や海に仕事で携わる方、医療関係者の方、いろんな受講生の方と話す中で刺激を受けてか?

憧れる先輩がいたからか?

受講料の元をとろうとしたか?

なにか分からない化学変化が自分の中で生じたようです。

こんな所も、普段と違う環境でトライしてみることの、副産物かもしれません。

実際にリーダー役をやってみると、ガイドの業務中に陥りそうな状況・立場にかなり近いと感じました。

動きの上での反省はたくさんありますが、リーダー役をやってみたこと自体はハナマル!全員が参加するシュミュレーションは、3日間で一度しかなかったので、とても貴重な体験でした。

無事にWAFAの認定もいただきました。

事故が起こらないのが一番ですが、何か起こった際はこの経験を活かし、落ち着いて対処したいです。

と、これを書きながら、なんか背中とあばらがやけに痛むのですが、これは・・・・?

無事に認定もいただきWAFAのワッペンゲット
無事に認定をいただきWAFAのワッペンゲット