2023春の東北ツアー

東北はいつからか憧れの地です。

風光明媚な、そしてとっても遠い所、というイメージがずっと心にあります。

今回は春のスキーツアー。

旅の初日。

今回は登山ガイドWakaちゃんと一緒。南魚沼のWaka家に新設されたクライミングウォールで、しばし身体を動かす。

素晴らしいプライベートウォールでした。
ぜひガバを導入の上、壁の拡張をお願いしたいところです。

一息ついて、荷物を詰め込んだら、一路北上します。
最初の目的地は、鳥海山。

にかほ市街から、登山口へ向けて、街はずれの坂道をグングン上がっていくと。
あれ・・・もしかして凄くいいタイミング?

にかほ市内より 日本海に沈む夕陽
にかほ市内より 日本海に沈む夕陽

空と海が繋がり、水をたたえた田んぼにもピンク色が広がっていました。

街が夕焼け色の海に浮いているようです。

2日目。

矢島口の駐車場で車泊。折からの冬型で寒くて寝れませんでした。

でもお天気は快晴!

寝不足だけど、元気にスタートしましょう。

最初から広い広いオープンバーンが続きます。

東北の山ってこんな感じ?ゲレンデみたいです。高い木は生えないのでしょうか。

鳥海山を目指す
鳥海山を目指す

雪が少ないかと心配していたけれど、前日に雪が少し降ったと見え、斜面はキレイです。

独立峰ならではの景色。

常連の方によると、今日は風が無くて快適とのこと。
ふだん、風の強い日が多いそうです。海からの風があるからでしょうか。

海から山が繋がっている
海から山が繋がっている

ゆっくり高度を上げていきます。

標高差は1000mちょっと。

二人とも初めてのエリアだったので、相談しながらラインを取って行きます。

山頂手前でスキーをデポして、最高点の新山にむかいます。活火山らしいごつごつした様相。

新山周辺は岩がごつごつ
新山周辺は岩がごつごつ

プラブーツで歩くの、結構大変ですが、新山まで行ってみました。

たまには二人で記念写真。

鳥海山山頂着きました
鳥海山山頂着きました

山頂往復は小一時間。戻って滑走準備です。

日本海へ向けて、ドロップ!

日本海へ向けて大展望を滑る
日本海へ向けて大展望を滑る

上部は雪の状態もかなり良く、走る雪でした。

気持ち良い!

めちゃくちゃ気持ちい春スキー
めちゃくちゃ気持ちい春スキー

半分から下くらいは、時々ストップスノーがあったり、クラックがあったり。

調子にのってスピードが出ないよう、気を付けて滑ります。

3時間半くらいで登って、下りは1時間もかからずおおむね順調に降りてこれました。

下山したらとりあえず全て干す
下山したらとりあえず全て干す

お店を広げて、ギアを乾かします。

トリップ感あります。

駐車場はいっぱいになっていました。

山形県を南下し、月山の近くで就寝。

3日目も素晴らしい天気に恵まれました。

ここで、けいさんと合流でき今日は3人で月山へ向かいます。

Wakaちゃんとケイさん
Wakaちゃんとケイさん
月山の山頂付近は歩き
月山の山頂付近は歩き

山頂直下は雪がなくなり、担いで歩きます。

岩場にプラスチックブーツ、カクカクしか足が動かないし、板も突っかかるので、もう少しの山頂がなかなか近づきません。

二人から少しずつ遅れてしまいます・・・・

なんとか、山頂に到達。

山頂のお社は雪の中
山頂のお社は雪の中

この日は、ひとつ、ラッキーなことが。

ふもとの駐車場でギアを整理していたところ、ガイドの大先輩の方と居合わせたのでした。

山形のどこかでお会いできるかな、と思っていたので、祈りが通じたのかな?

とっても幸運でした👌👌

その先輩に教えて頂いた、東面の大斜面。

風にフィルムクラストのかけらが舞い上がり、紙吹雪のよう。

コンディションはバッチリです。

普段は滑り目当てに登り返し、あまりやらないのですが、今日は頑張りました。

山頂東面の大斜面
山頂東面の大斜面

登り返して、滑走です。

下部は、スキー場のリフトのりば横に出てこられるルートをとりました。

ブッシュが多い場所は、けいさんの下見力で良きラインで通過。

ブッシュを避けつつスキー場下部へ
ブッシュを避けつつスキー場下部へ

雪庇があったり、クラックのある箇所がありましたが、わかちゃんのリードでこちらも安全に通過。

わかちゃん・けいさんの山スキーの経験値で、スムーズに降りてこれました。

下山して、一息です。

さて、明日はどこに行こうかな?相談中。

下山したらやっぱり干す
下山したらやっぱり干す