赤城山雪山入門【ガイド記録】

トコトコ登山ツアー、初の雪山入門企画でした。

キャンセルが重なったりで、ゲストお一人との二人旅になりました。

集客力が無いですね・・・あと募集が遅かった・・・2026は名刺を増刷してがんばろう!!!!

黒檜山への登山道
黒檜山への登山道

黒檜山への登山道、1600mくらいまでは全然雪がありません。

「雪山じゃないじゃーん!」とがっかりするなかれ!

こういう岩がちの場所を冬靴で歩くのは、けっこう難しいのです。ソールが固いし、靴も重いし、くるぶし周りも硬いし、慣れが必要です。

雪に覆われていれば、装備を変える必要がないので、シンプルです。冬の初めや春先など、岩と雪のミックスした状態の方が、判断に迷う場面が合ったりします。

とはいえ、2月に入っての連日のポカポカ陽気。赤城大沼もすっかり氷が薄くなり、所々穴が開いてる・・・

これが例年になるのでしょうね。つまり、今まで以上に短い雪のシーズン、大切に過ごさねばなりません。

春を迎えている赤城大沼
春を迎えている赤城大沼

しかし、標高が上がると少しずつ日陰に雪が出てきました。

どこまでアイゼン無しで安全に行けるか考えつつ、急斜面がでてきたのでSTOP。

まずは最近購入されたというアイゼンを装着してみます。氷も雪も全然滑らない、アイゼンの強さを感じます。一方、岩や木の根が出ている所が多いので注意。

登山道が尾根上に出ると雪が無くなってしまいましたので、アイゼンを脱いで進みます。

着脱はめんどうだけど、アイゼンやチェーンスパイクで土が露出している所を歩くのは、鍬で畑を耕すようなものです。土が流れて道がめちゃくちゃ傷むので、極力避けたいです。

チェーンスパイクに履き替える
チェーンスパイクに履き替える

頂上に近づいてくると、氷というより融解凍結を繰り返したザラメが連続するようになりました。今度はチェーンスパイクに履き替えます。

軽くて手軽に着脱できるところが良いですが、アイゼンに比べて性能、堅牢さ、器具自体の丈夫さはかなり劣ります。

代替品ではなくて、別の道具ですので、使い場所はしっかり分けて考えたいです。

谷川岳のスキー場にいると、厳冬期にチェーンスパイクで山に向かう人が沢山いますが・・・・

基準が分からないという場合、まずは少し凍結のある雪の少ない山で、チェーンスパイクがどれくらい氷に刺さらないか試してみるといいと思います。

北側に広がる上信越~栃木方面の山が見える絶景スポット、風も収まり最高のコンディションでした。

赤城山から見る上信越の山々
赤城山から見る上信越の山々

黒檜山から駒ヶ岳を周回して戻りましたが、北向き斜面(主に登り)に少し雪が残るだけで、チェーンスパイクも使わずに歩く事ができました。

途中の登山道は雪解け水で黒土が耕され、ドロドロのぬちゃぬちゃ~チョコレートの海みたいになっておりました・・・

おのこ駐車場には13時半くらいに到着。雪山を始めるために、今シーズン新調された冬靴もドロドロ~

これも修行の証!

数年前に登山をスタートされ、ご自身でレベルアップを図って雪山も始められている姿、お会いするたびにグッときます。

自分も同じ年齢になった時、新しいチャレンジのできる人でありたいと思います。

今回もありがとうございました✨

さて、登山後は去年オープンした『ほぼの駅』にちょっと寄ってみました。

噂通りのおしゃれさ。スペース広々。4月がグランドオープン予定の試験営業中ということで、メニューはまだ少なめですが、赤城の新しい名所になって欲しいなと思います。

どん詰まりという場所も良いです。

そして。

どん詰まりのカフェのメニューの裏は、こんなメッセージ。

どん詰まりという土地の特性から、閉じこもるかと思いきや、詰んでるから開いて行くというパラドックス。

ほぼの駅のメッセージ
ほぼの駅のメッセージ

赤城という場所も、ある意味「詰んでる」ように見えていました。

もちろん山や湖は美しいですが、バブル、あるいは高度成長期の観光施設の名残り、廃れた建物などが目立っていました。

昨今、ビジターセンターが立て替えられたり、新しくお店ができたり、今後イメージも刷新されていくかもしれません。今後に注目エリアですね。

そういえば!ゆーらゆーらしていた、黒檜山の山頂標がしっかり立て直されておりました。だれがやってくれたのかな?ありがとうございます。

さて、今回「おのこ駐車場」を集合場所にしたのですが、おのこって、大沼(おの)湖(こ)ってことなんでしょうか?

県内で「おのこ」と言えば、まず第一に小野小山(おのこやま)が思い浮かびますけど場所が全然違います。

古語の男ってことか?じゃあ正しくは「をのこ駐車場」になるのかな?

ご存知の方がいたら教えて頂きたいです。