三国峠 秋のゴミ拾い2025

群馬と新潟の県境をつなぐ三国峠、昨年2024年の11月に三国街道のツアーで歩いた際、放置ゴミが多くて残念に思いました。
町内でゴミ拾いをしているM.Y'us (みゅーず)さんと、峠周辺の山道のゴミ拾いをしたのが昨年。
今年はFacebookでの告知と口コミで、町内外から7名が集まってくれました~
まずは登山道を法師温泉方面に下り、国道から投げすてられた不法投棄ゴミの様子を見に行きます。


沢筋に散乱したゴミは去年と変わらない様子、むしろ増えた?古いゴミは土に埋まっているものもあります。
傾斜がきついので、安全に手が届く範囲で、持てるものだけ回収しました。
駐車場に戻ると、森林管理署の方が先ほどの沢の上部のゴミを拾っていました。
たった一カ所の狭い範囲ですが、大きなゴミ袋5つ分になっていました。
このあたりの森は国有林。投棄ゴミを撤去するのは、犯人が分からなければ地主なのだそうです・・・理不尽だけど・・・。

平標山や越後の山に行ったり、越後湯沢にご飯を食べに行ったり、冬はスキー場に行ったりと、三国峠はわりとよく通ります。
そのたびに路肩が汚いなあと思っていたので、この後は登山道から離れて、国道沿いの路肩が広い所を中心にゴミを集めながら山を降りる事にしました。
途中の路肩から、ガードレール下の沢を見下ろすと、ゴミが散乱しているのが分かりました。

峠からふもとの猿ヶ京まで、こんな場所が何カ所もあります。全然時間もマンパワーも足りないなぁ。
昔のゴミもありますが、新しいゴミもたくさん。ホント捨てないで欲しいな~
1時間ほどで、再集合。
短い時間でしたが、あっという間に軽トラック1杯分のゴミになりました。

なぜか、遠く離れた自治体の指定ゴミ袋に入ったゴミもありました。
ここまで家庭ごみを持ってきてわざわざ捨てる~?
意味わからん・・・

さて、みなかみ町のゴミ処理場に持ち込むために、可燃物と不燃物を分別しなければなりません。
場所を移動して分別作業をします。
ゴミ袋を開けてブルーシートの上に広げます。謎のゴミがたくさん、たくさん。
箱に入った新品のキーボードとか、両足揃ったスニーカーとか、ここには書けない最悪な笑えるゴミも~

正直、事前にここまでの作業になるとは予想しておらず・・・気分がどんよりしてきましたが、みゅーずのMikaさん、Yukoさんの明るいパワーに助けられました。
ナニコレー?!と言いながら作業します。
拾うのも、分別も、誰かと一緒だから出来る事だなぁ・・・
さて、分別が終わったら車に積み込んで処分場へ向かいます。軽トラックの仲間が欲しかった・・・

軽量の結果、燃えるゴミ30㎏、不燃ごみ10㎏が集まりました。

まだまだゴミは沢山ある~
行政も動いていることも分かりましたが、個人としても仕事や趣味で使うフィールドのためにできることを続けられたら良いなと思います。
ホントに誰かが一緒にやってくれないと出来ない事です。参加して頂いた皆さん、ありがとうございました、大変お疲れさまでした!
メモ
- 駐車スペースを全部拾って回るには1日以上必要
- ボランティア袋が少なかった
- 軽トラがいるとベター、ロジを工夫すると良い
- アメニティ搬入前に分別が必要
- 分別の際にビニールシートが必要
- 水分の入ったペットボトルは注意!安易に開けない!尿が発酵して吹き出すことがある・・・

