立山ブートキャンプ2025秋

2泊3日で秋の立山合宿に行ってきました!
Day 1 扇沢~室堂周辺
みなかみは平地でも雪が積もりました。
長野ICから扇沢に向かう道も真っ白。

室堂に着くと、最初は真っ白。視界が良くなるのを待ちつつ、昨日から積もった雪を観察。今回はシーズン中の資格試験に向けた「合宿」の意味もあるのです。
お昼近くなると徐々に雲が上がり素晴らしいコンディションに。
どこか日本ではない場所のよう。神の住む場所と言われた理由が分かるような。

室堂平から何本か滑り、宿泊地の雷鳥荘へ。ピンク色に染まる夕焼けも見られました。
奥大日岳がカッコイイ!!

雷鳥荘は春にも泊まりましたが、温泉もご飯もお部屋も最高。お湯も24時間補給できて、本当に快適です。
この日は喫茶室から美しい夕焼けが見られました。

夏山の拠点としても訪れたいし、いつか家族を連れてきてあげたい。
1日中、泊まりの荷物(たくさんのお菓子含む)を背負っての行動、しかも15~50㎝のパウダーのコンディションだったけれど、前年より腰が痛くなることが無いように思えました。
少し滑りのフォームが改善されたのかな・・・!
でもあとで撮ってもらった動画を見ると、思っていたよりずっと滑りが遅くておぼつかなくてビビります。教訓として動画を残しておきます。これは一番マシな所。
Day 2 室堂周辺
2日目は快晴。日中もマイナス気温予想で、雪もまだまだ良さそう。
期待大の1日です。
朝は個々に雪の状態を観察し、当日の雪崩リスクを話し合ってAMシートにまとめました。
その後は、登って

滑って、

シーズン初めの身体がクタクタになるまで歩いたり滑ったりしました。
気温がギリギリ氷点下で推移したため日陰面は終日良い雪が残り、気持ち良い滑走ができました。
この日の天気には、靴下が厚すぎて汗をかき過ぎました。靴擦れできた・・・
スキーのハードブーツと相性良くて、寒がりを守ってくれるけど、厚くない靴下探し中です。

2日間たくさん行動したので、情報をまとめてPMシートを記入。受験勉強、座学も大事~
そして、この日はお疲れ様会です。
ご一緒したガイドの先輩お二人には大変お世話になりました!ありがとうございました!!

しかも、この日のお夕飯はすき焼き鍋でした!!
タコのお刺身も、お米も美味しかったーーー!
最後に汁かけご飯にして塩分摂り過ぎたのか、夜に手が浮腫んで仕方なかった…昼間水分不足気味になるし、気をつけよう!


Day 3 ブラックラーメンとメモ
三日目は予報通り朝起きると、部屋の外の風景はこんな感じで真っ白です。

朝ごはんを食べ、雪の観察、AMシート記入してスタート。
みくりが池近くの斜面で積雪構造観察のために、ピットを掘りました。風雪がひどくて写真撮れず。雪粒を見るのも、風で飛んでしまうので一苦労。
みくりが池温泉に避難。富山名物ブラックラーメンを食べてフィニッシュです。
シーズン初め、素晴らしい天気と雪に恵まれた山行になりました。今冬も怪我無く、楽しく、たくさん滑りたい~

備忘録メモ
・靴下大事
・ストックの長さ調節大事
・ピーカン晴れでも昇温の度合いは山それぞれ
・視界が悪い時はとくに転落注意
・ピットを掘る際はBT、CT×2のスペース必要
・ピットの壁がスコップのブレードなり(斜め)にならぬように!

