裏山に巣箱をかけた

去年2024年の秋、シジュウカラの鈴木博士に影響され(?)、実家の裏山(私有地)に巣箱をかけてみました。
建物からの距離は10mくらい、南向き斜面、ケモノに襲われないよう高さは2mくらい。

巣箱はこんなキットを買って組み立て(開閉できるフタが付いていると、中の掃除をしやすい)。
しかし熱しやすく冷めやすい性分の自分。
設置までは良かったのですが、観察を続ける根気はなく・・・
あまり野鳥が寄り付くのも見えなかったので、どうせ入っていないだろうと、ほとんど放置・・・
そして先日。
巣箱を一度お掃除しようという事で、久しぶりに巣箱を下ろしてみました。

期待も無く開けてみると、巣箱の中にみっちりとコケが詰まっていました。
これは巣!!
知らないうちに小鳥が子育てに使っていたようです!

大き目のコケが上手に編み込まれ、手で持っても崩れません。ふかふかのベッドになっています。
ゴキブリとコオロギの中間みたいな虫のカップルが間借りしていたようですが、もちろんヒナも卵もありません。
よーく見ると、小さな糞や羽が残されています。
親鳥がお掃除しきれなかった分でしょうか。

巣材はほぼ100%コケのようです。どうやらシジュウカラの巣のよう。
獣毛などが混ざっているのかもしれませんが、表面から見ただけだとよく分かりません。
巣箱は泥が少し溜まっていたので、お掃除してから元の位置に戻しました。

今年は子育ての様子を見逃してしまいましたが、来シーズンはきっと発見したい!
でも、もしかしたら人間の視線がなかったから、安心して子育てしてくれたのかもしれない・・・?


