至仏山、滑って歩いて。結局どっちがいいかというとどっちも良いでしょう?

恒例の至仏山に行ってきました。

今年は冬の間お世話になっている、パトロールチームの皆さんと一緒😊

すっかり除雪された鳩待峠スタートです。

写真には写っていませんが、新しい山小屋の宿泊棟と売店、外身はほぼできているようでした!

LUCYという新名称を聞いた時は、かなりビックリしましたが、

今まで山に縁の無かった層が、尾瀬の魅力に気づくきっかけになれば良いなと思います。

あとは、尾瀬ヶ原方面だけではなく、鳩待からアヤメ平方面の森を楽しむ方が増えたらイイナァ!

さー、ゆるい尾根をシールやスノシューで登っていきます。

半袖短パンの人いますね・・・

至仏山、見えてきた!

今日は大所帯、終始にぎやかなごやかに進みます(騒がしくてすみませんでした)

背の低いシラビソも、このあたりの森の特徴的な所ですね~

青空も見え、快適な登行となりました。

小至仏を経てのトラバースも、トレースバッチリ。

3時間半くらいで、山頂到着~!

みんな頑張りました!やっぱり半袖の人がいます。

体温高いねぇ。

山頂では、ミナカミのケンタと名高いお店の若鶏を持参してくれたメンバーがいて、

ホットサンドメーカーで温めてくれ、ホッカホカ~🐔

みんなで山頂照り焼きを楽しみました。

ちょっとしょっぱくて、汗をかいた体にナイス塩分とタンパク補給。

ご飯を食べているうちに、雲が出てきました。

あっという間にミルクの中にいるような状況に。

20mくらい視界はあったので、薄めた脱脂粉乳くらいでしょうか。

ガスが晴れる兆しもないので、残念ですが区切りをつけてドロップします。

大斜面滑ってる感がなく、写真も無し。

ただ、となりの人も見えないくらい、めちゃくちゃ濃いガスとか、

立っていられない暴風とか、業務中に経験しているメンバーなので、安定した滑りでした。

皆さん強いです・・・!!

まだまだ沢がしっかり埋まっており、スムーズに鳩待峠に戻ることができました!

皆さんお疲れ様でした。来年も行きましょー🥰

そして、翌々日は夫と、今度は歩きで至仏山へ!

午前中は強風予報でしたが、スッキリした晴れとなりました。

うまグミをお供に、良い日になりそうです。

このグミ、革新的な食感です。コンビニで見たらぜひトライを。

オームの卵を食べたらこんな感じかもしれません。

山頂につくころには、だいぶ風も収まりました。

山頂標との記念写真渋滞に並んでいると、「百名山達成」というミニくす玉を取り出した方が!

周りにいた登山者みんなから、拍手とお祝いの声が起こりました。ほっこり。

登頂おめでとうございます😊

行きも帰りも、1800m付近でアイゼンの着脱をしました。

凍っている箇所はほとんどなかったのですが、斜面のトラバースは不安なので装着。

チェーンスパイクの方もいましたが、やっぱ至仏山のような所ならアイゼンが良いな。

夫はふつうの会社員ですが、登山に加えてマラソンもやっているので、けっこう体力があります。

この日もアイゼンでサクサク歩き、シールで歩いた一昨日よりも速い往復になりました。

自分の体感としては、スキーの方がずっと速い印象があったので、ちょっと意外でした。

ただ、身体の楽さは圧倒的にスキーだな・・・

途中、迷いやすい場所は赤旗やポールで、明確にマーキングされており、

たいへん道が分かりやすくなっていました。関係者の皆さん、ありがとうございます!

残雪の尾瀬を見渡して、あそこも滑れそうだな~とか・・・思ったり。

いつか冬に来てみたいもんです。

それから、奥利根の山々を残雪期に歩くと言うのも、行ってみたいなぁ!

実家に寄ると、3歳になる甥っ子が、汚れた靴を洗うのを手伝ってくれました。

将来はウルトラマンになりたいらしい。

■記録

4/25 鳩待峠⇔至仏山 晴れのち曇り

鳩待峠(8:40)ーー至仏山(12:30)ーーワル沢滑走ーー登り返しーー鳩待峠(14:45)

4/27 鳩待⇔至仏山 晴れ・昼まで風が5m/sほど

鳩待峠(8:20)ーー至仏山(11:05)ーー鳩待峠(13:30)