鹿俣山夜後沢スキー、シーズンアウトとはなにかを学ぶ。

雪山フェスが終わり、すっかり残雪シーズンになりました。
ソロスキー、どこが良いかなと考え、たんばらスキー場からアクセスできる鹿俣山へ行ってみました。

リストトップから歩き始めます。
ソロの先行者さんがいて、1人の緊張感が少し緩みます。
すぐに鹿俣山に到着。雪面は少し固いけれどシールで問題なく登れました。

鹿俣山から夜後沢源頭の小ピーク目指して、もう少し歩きます。スキー場からも離れ、山気分。
急斜面をのぼり、最後はガサガサ登りつめました。
あれー、、、
すぐ隣に白いピークがあります…ひとつピークを間違えました。カリカリ斜面を登らず、下部をゆるゆるトラバースすれば良かったのか〜

途中に気持ち良さそうな斜面があり、ここから滑ろうかとも思いましたが、小さくてもやっぱりピークに行ってみようと思い、歩き始めてから1時間ほどで目指す小ピークに到着。
すぐ近くには獅子ヶ鼻山、その向こうには上州武尊山がよく見えます。お天気回復してきて良かった。

さてー、ここからは滑ります。
北西側には谷川連峰。ブナ林も素晴らしい。
雪質は極上ザラメ!とはいかず、ストップスノーありつつでしたが、緩斜面をゆるゆる滑ります。

先行者さんとたまに交互になります。テレマーク使いの方で、カッコイイ滑りでした。
しばらく滑ると沢があやしくなってきました。口が開いてますね〜
うーん、なるほど、これが春。

トラバースする斜面にも、雪解けによるマイクロ沢が出てきて、スキーを脱ぎました。
バシャバシャ。

もう少し斜面の上をトラバースしなきゃダメだったな。
ほどよき所でブナ平に登り返します。
足元にも春。

ブナ平からちょいと歩き、ゲレンデに滑り込み、終了です。
気温が上がってか、ゲレンデも全然板が走りませんでした。
なんだかあまり滑ってない、ジタバタした山行になりましたが、春の雪を身にもって学べたかな。
誰かについて行くと、上手いこと回避していることに気づかなかったり、そもそもシーズンアウトな場所を選ばなかったりしますから。
■記録
2025/4/16 天気:曇りのち晴れ
リフトトップ(10:00)→1685mピーク(11:05)→スキー場ベース(13:10)

by Geographica
この翌日も懲りずにソロスキーにトライし、こちらは雪がなさすぎて心が折れ、途中で敗退しました。シーズンアウトってことだ!
来年はきっといい時期に行こう。
